A boy who's became a doctor / 医者になった少年


 この作品は、友人であるオーボエ奏者の井上恵子氏との談笑の中からヒントを得、2005年11月に完成されました。編成は木管五重奏で、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーン、そしてナレーションが演奏者によって語られるようになっています。また構成は7曲からなり、序、病院建設、少年の決意、妹、無情、畑にて、終曲となっています。

 ある村の少年が地雷のために妹を亡くし、その後、猛勉強をして外科医となり、友人の力を借りて病院も建設するというストーリーで、思い返すように現在から過去へ話が進むようになっています。約15分の作品です。

 初演は2006年3月6日、東大宮コミュニティ・センター(埼玉県さいたま市)にて、東京ファロス木管五重奏団(Tokyo Pharos Wood Wind Ensemble)の皆さんによって行われました。ちなみに初演の際の演奏者は、内山豊美氏(フルート)、井上恵子氏(オーボエ)、松本香氏(クラリネット)、飯島さゆり氏(ホルン)藤田旬氏(バスーン)の各氏でした。


 写真は初演当日のリハーサルの様子です。


 右の写真は、東京ファロス木管五重奏団のリハーサル風景です。

 向かって左から内山豊美氏(フルート)、井上恵子氏(オーボエ)、藤田旬氏(バスーン)、飯島さゆり氏(ホルン)、松本香氏(クラリネット)の各氏です。



 東京ファロス木管五重奏団の方々です。

 とても気さくな方々ばかりですが、こと音楽に関しては厳しい姿勢で取り組んでおられます。

 東大宮五丁目自治会の会長さん(左)と内山豊美氏(フルート)です。


 東大宮五丁目自治会の会長さん(左)と内山豊美氏(フルート)です。 このコンサートは埼玉県さいたま市の東大宮五丁目自治会の方々が主催され毎年行われている様です。一自治会が演奏家に手を差し伸べて下さり、こうして発表の場を作って下さることは演奏家にとっては幸せなことですし、特筆すべき事だと感じここに御紹介いたしました。 こうしたボランティア活動が全国に広がってくれると嬉しいですね。左の写真は、打ち上げに出席された その自治会の方々です。