この作品は東京に拠点をおくアマチュアのユーフォニアム・テューバ・アンサンブル「回鍋Low Brass」の為に、１９９９年１２月に作曲されました。 

　Allegro molto, Moderato, Allegro moltoの３つの部分で構成され、前後の躍動的な表現とそれに挟まれたロマンチックな中間部とは非常に対照的で、またベルノートを多用し、単旋律が分割される事により非常に面白さを増しています。技術的にはそれほど高度なものは要求されず、アマチュア演奏家にとっても楽しめる作品となっています。

　２００１年６月１２日に行われた東京ユーフォニアム・テューバ・カルテットによって初演されました。

　写真はラスティック・バリ・テューバアンサンブルによるCDです。OSBR-17071