Maleficus Puer / 悪戯っ子

参考音源( You Tube Site) 相模原ユーフォテューバアンサンブル第11回定期演奏会より



 この作品は埼玉県を中心として活動しているアマチュアのユーフォニアム・テューバ・アンサンブル 「彩たま低音's倶楽部」による委嘱で、2003年4月4日に作曲、同年11月1日、同アンサンブルによって初演されました。編成は4本のユーフォニアムと2本のテューバで構成され、単楽章で書かれ、大きく五つの部分に分かれています。それぞれサブタイトルが付けられ、そのタイトルは下記のとおりです。作品のタイトルはそれらの中から決められました。


 「マレフィクス プエル」(Maleficus Puer- 悪戯っ子

 「マレヨスク」(Mlejocus) - 悪ふざけ

 「サルタティオ」(Saltatio) - 踊り

 「オブユルガトゥス」(Objurgatus) - 叱られて

 「マレフィクス プエル」(Maleficus Puer- 悪戯っ子


 委嘱を戴いた際にお会いいたしましたメンバーの方々の印象、「子供の頃、悪戯っ子だったに違いない」を元に、その生活振りを想像し作品に表したつもりです。

 純真無垢で茶目っ気があり、でも悪戯が過ぎて叱られてしまう。踊りも大好きで叱られたことも気にしない。いつも元気に楽しく過ごしている。笑い声がいつまでも心に響き、大人になった今でもそれらが懐かしく蘇ってくる。こうした感情を作品を通じて感じとって戴ければと思います。


 写真はMaleficus Puer(悪戯っ子)を初演していただいた方々で、当日のリハーサル中です。

 楽譜はユーフォニアム4本、テューバ2本の編成ですが、初演では全てダブルキャストで演奏いたしました。なかなかの迫力でした。指揮は見た目ちょっと恐そうな佐久間さんでした。


 管理者の作品「ユーフォニアム・テューバ・カルテット」もプログラムに加えて戴きました。右の写真はそれを演奏していただいた方々です。本番当日のリハーサルの様子です。


 スタッフの方々も加わった全員の写真です。

 前列向かって右端が初演の際に指揮をして下さった佐久間利洋さん、私(背広)の真後ろが、彩たま低音'S倶楽部の部長でいらっしゃる千葉貞和さんです。

 一見恐そうな方が何人かいらっしゃいますが、見た目とは大違いでとっても優しい方々でした。