この作品は、木管五重奏のために2005年11月に創作された「医者になった少年」をサキソフォーン・トリオとピアノのために書き直した作品です。
構成は7曲からなり、序、病院建設、少年の決意、妹、無情、畑にて、終曲となっています。
ある村の少年が地雷のために妹を亡くし、その後、猛勉強して外科医となり、友人の力を借りて病院を建設するというストーリで、思い返すように現在から過去へ話が進むようになっています。約15分の作品です。
この作品の初演は2016年10月8日、十和田市文化センター(青森県十和田市)において、レ・ブランシェ( Les Blanches)の皆さんによって行われました。
Sop. Sax & A.Sax 野月稔 氏、 T. Sax 大塚遥 氏、 B. Sax 畠山真美 氏、Piano 大井大治郎 氏、ナレーションは久保妃美子 氏 でした。
写真はリハーサルの時の様子です。